
うちの子は大人しいから多動ではないと思うんだよね
そう、ついつい思い込んでいませんか?
多動(ADHD)と聞くと「落ち着きがない」「いつも動き回っている」といったイメージが強いですよね。
でも、実はADHDの特性はそれだけではありません。
一見、おとなしそうに見えるお子さんの中に、注意すべきADHDのサインが隠されていることがあるんです。
この記事を読んで、お子さんのことをもう一度じっくり見つめ直すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
診断の落とし穴!「多動」だけがADHDじゃない
ADHD(注意欠如・多動症)には、「多動・衝動性優勢型」以外に、「不注意優勢型」と「混合型」の3つのタイプがあるってご存知でしたか?
「多動」という名前から、ついつい動き回るイメージばかりを想像してしまいがちですが、実はそうではないんです。
動き回らないADHD「不注意優勢型」って?
「不注意優勢型」は、その名の通り、多動や衝動性があまり目立たないのが特徴です。
だから、周りからは「おとなしい子」「ぼーっとしている子」なんて思われがちなんです。
- 忘れ物やなくし物がやたら多い
- 話を聞いているようで、実は上の空
- 集中力が続かず、すぐに気が散っちゃう
- 言われたことを最後までやり遂げられない
こうした行動は、親御さんや先生から「だらしない」「やる気がない」と勘違いされやすいんです
でも、実はこれこそが不注意優勢型のサインである可能性も考えられます。
「うちの子には関係ない」その思い込み、ちょっと待って!
ADHDの特性って、本当に一人ひとり違うんです。
「〇〇な行動があるから絶対そうだ!」と決めつけることはできません。
そして、ネットでチラッと見た情報だけで「うちの子は大人しいから大丈夫」と決めつけてしまうことも、とても危険なことなんです。
ネット診断に頼りすぎないで!プロに話してみる大切さ
ネット上の発達障害のチェックリストは、あくまで参考にする程度に留めておくのがベターです。
なぜなら、同じ行動でも、その背景にある原因は千差万別だからです。
例えば、集中力がないように見えても、実は発達障害の特性以外に、他の身体的な原因が隠れている可能性もあります。

娘は、あまりにも物を注視できないので検査をしたところ、弱視が発覚しました。
そういうケースもあるんです。
正確な診断や、お子さんに合ったサポートを見つけるには、やっぱりプロの力を借りるのが一番です。
医師や臨床心理士、児童発達支援の専門家に、お子さんのことを詳しく話してみてください。
専門家は、一つの行動だけでなく、お子さんの発達全体をじっくり見て適切なアドバイスをくれます。
相談は決して「診断」じゃない。まずはお子さんの未来のために話してみよう

もし本当に発達障害って診断されたらどうしよう・・・
そんな不安で、相談をためらってしまう親御さんもいるかもしれませんね。
でも、早く特性に気づいてその子に合ったサポートを始めてあげることは、お子さんが自分らしく生きるためにものすごく大切なことなんです。
「もしも」の不安を一人で抱え込まないで。頼れる味方がちゃんといます。
インターネットは、知りたいことを何でもすぐに調べられる、とても便利なツールです。
でも、調べた時に「自分の都合の良い情報だけを無意識に選んでしまう」という危険性があることも、忘れてはいけません。
今のお子さんに必要な支援をしっかり見極めることは、お子さんの未来にとって何よりも重要なんです。
あなた自身の思い込みを捨てて、お子さんの将来のための一歩を踏み出してくださいね。

弱視が発覚した娘は、矯正用のメガネをかけ始めてから、一気に言葉の数が増えました。
あの時きちんと相談し、様々な可能性について教えてもらって対応できて、本当によかったと思っています。


