子どもの発達障害について向き合い始めたとき、多くの親御さんが最初に感じるのは、

もしかして私が妊娠中に〇〇したから・・・?

抱っこした時に揺らし過ぎたのかな・・・
などの不安や後悔かもしれません。
妊娠中の食事や過ごし方、出産時のこと、あるいは小さな頃の育て方
あのときこうしていれば、あんなことをしなければ
と、過去の自分を責めてしまうこともあると思います。
でも、どうか知っていてほしいのです。
発達障害は、誰かのせいで起こるものではありません。
発達障害の「原因」は、一つではありません
発達障害は、生まれつきの脳の特性によって現れるもので、「これが原因です」とはっきり言えるものではありません。
現在の医学や脳科学では、遺伝的な要素が関係していることが分かってきています。
「お母さんが悪かったから」
「妊娠中にあれをしたから」
というような話ではありません。
むしろ、それだけで発達障害になるわけではないということも、研究で明らかになってきています。
「もっと○○していれば…」と考えてしまうあなたへ
親として、我が子のためにできることをしてあげたい
その気持ちがあるからこそ、
「もっと早く気づけば」
「もっと良い方法があったのでは」
と自分を責めてしまうのかもしれません。
でも、その思いは「たくさんの愛情」がある証拠です。
完璧な親なんていません。
ましてや、見えないこと、わからなかったことを後から責める必要なんて、ないのです。
そのたくさんの愛情を、自分を責めることではなく、もっともっとお子さんに向けてみませんか?
今、大切なのは「これからどうするか」
発達障害は、治すべき「病気」ではなく、個性であり特性です。
本人にとって「どうすれば生きやすくなるか」を一緒に考えていくことが大切です。
支援の仕組みや、専門の先生、同じ悩みを持つ家族とつながることもできます。
親であるあなたの気持ちが、少しでも軽くなることが、子どもにとっての大きな支えになるんです。
ここから、ゆっくり歩いていきましょう
もし今、あなたがひとりで不安を抱えているのなら、こう伝えたいです。
「あなたのせいではありません。」
「あなたは、十分がんばっています。」
誰かを責める必要も、自分を責める必要もありません。
すぐに前向きな気持ちになるのも、きっと難しいですよね。
子育てにスローステップが推奨されているように、大人だって気持ちの整理はゆっくりが一番!
少しずつ前を向いてもらえたらなと思います。

自分のペースを大切にしていきましょう!


