「一度つまずくと、なかなか立ち直れない」
「失敗すると、気持ちを切り替えるのに時間がかかる」
そんな子どもの様子を見て、
心配になったことはありませんか。
このページでは、
レジリエンスという言葉について、
難しい説明ではなく、
子どもが立ち直る力という視点でお話しします。
レジリエンスは「心が強いこと」ではない
レジリエンスと聞くと、
そんなイメージを持つ人も多いと思います。
でも、レジリエンスは我慢強さや根性のことではありません。
失敗したり、うまくいかなかったときに、時間をかけてでも気持ちを立て直していける力。
それが、レジリエンスです。
立ち直る力は、生まれつき決まるものではない
レジリエンスは、
- 生まれつき強い
- 性格だから仕方ない
と決まっているものではありません。
こうした積み重ねの中で、
少しずつ育っていくものです。
発達に凸凹がある子ほど、大切にしたい視点
発達に凸凹がある子どもは、
- 注意される経験
- うまくいかなかった経験
- 「できない」と感じる場面
が増えやすい傾向があります。
その中で、気持ちを立て直す力が育たないままだと、
「またダメだった」
「どうせできない」
という思いを抱えやすくなってしまいます。
だからこそ、できる・できないの前に、立ち直る力を大切にしたいと考えています。
レジリエンスは「すぐ立ち直る力」ではない
ここで、ひとつ大切なことがあります。
レジリエンスは、すぐに元気になる力ではありません。
そうした感情が出ること自体は、悪いことではありません。
時間をかけながらでも、自分のペースで戻ってこられること。
それが、立ち直る力です。
立ち直る力は、目に見えなくても育っていく
ある日、娘が絵合わせのゲームでなかなか勝てず、
「家でもこれを買ってほしい」
と言い出したことがありました。
負けて悔しかったこと。
だから練習したいと思ったこと。
その気持ちを、娘なりに言葉にしていました。
私は、保育園にあるのと同じ絵合わせカードを買って、家でも一緒に遊びながら練習しました。
結局、そのブームは長くは続かず、気づけば娘は絵合わせカードで遊ばなくなっていました。
それでも私は、そのときの娘の
「悔しい」
「もう一度やりたい」
という気持ちに寄り添えたこと自体が、負けても前に進む力につながるのではないかと思っています。

娘は負けた時に泣いたりしがちなのですが、最近は負けても「しょうがないよねー」って言えるようになってきてます。
できるようにするより、戻ってこられること
発達支援の中では、どうしても「できるようにすること」に目が向きがちです。
でも、
この経験があることは、長い目で見るととても大きな力になります。
親が完璧である必要はない
レジリエンスを育てるために、親がいつも余裕を持って関わる必要はありません。
- 感情的になる日
- 強く言ってしまう日
そんな日があっても大丈夫です。
大切なのは、やり直せる関係があること。
それ自体が、子どもの立ち直る力につながっていきます。
まとめ
レジリエンスとは、
のことです。
すぐに立ち直れなくてもいい。
続かなかったとしてもいい。
そのときの気持ちが受け止められた経験は、あとから効いてくることがあります。
焦らず、比べず、子どものペースで育っていく力を大切にしていきながら、子供の底力をあげていけたらと私は思っています。

失敗しても進める力って、人生の中で絶対必要ですよね。


