うちの子、単語は言えるようになった。
でも、話が続かない、通じない――そんな違和感にモヤモヤしていませんか?
実はそれ、「ことばの遅れ」だけでは説明できないかもしれません。
私もつまずいた「会話の壁」。
乗り越えるきっかけになったのが、言語療法でした。
「ことば」ではなく、「やりとり」を育てるという考え方。
その奥深さと大切さ、実際の体験を通して感じたことをお伝えしたいと思います。
単語が言える=話せている、ではない?

ことばが出てきたから、もう安心かな
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
私もそうでした。娘が単語を少しずつ話すようになったとき、
「ようやく話せるようになった!」とホッとしたのを覚えています。
でもそのあとに気づいたんです。
話してはいるけれど、会話にならない。
やりとりが続かない。
一方的に言うだけで、こちらの言葉に返してくることが少ない…。
そんな様子に、「あれ?これで大丈夫?」と、また不安になりました。
会話は、ことばだけじゃない
言語療法では、「会話の力」を育てることも大切にされています。
会話って、ただ単語を並べることではないんですよね。
相手の目を見る、表情を読む、順番を守る、相手の話を聞く、そして自分の気持ちを言葉で返す。
そうした「会話の土台」があって、はじめてやりとりが生まれます。
娘が言語療法を受けていたとき、先生はとてもゆっくり、優しく話しかけてくれました。

〇〇ちゃんはどう思う?

僕の話、ちゃんと聞けてたね!
そんな声かけを通して、娘は少しずつ、人とのやりとりに慣れていきました。
とくに印象的だったのは、無理に言葉を引き出さなかったこと。
先生は、言葉が出るまで「待つ」ことを大切にしてくれていました。
「会話って楽しい」と思えることが第一歩
ことばの遅れが気になると、
「話せるようにしなきゃ」
「言える単語を増やさなきゃ」
と思いがちです。
でも、言語療法を通して私が感じたのは、

伝えるって楽しい

わかってもらえるってうれしい
そんな経験が、言葉の世界を広げていく原動力になるということでした。
会話は、練習で覚えるものというよりも、「関わりの中で育っていくもの」なんですね。
だからこそ、言語療法では遊びややりとりを通して、
少しずつ「伝えたい」「聞きたい」という気持ちを育ててくれるんだと思います。
子どもの会話が気になったとき、

単語は言えるけど、会話になっていないような気がする・・・
と思ったとき、それはちょっとしたサインかもしれません。
そんなときは、一度専門家に相談してみてください。
きっと安心につながると思います。

娘は、言語療法と同時に作業療法も受けました。また別の記事で紹介しますね!


